
滝乃川学園は、新宿区で新規事業所「滝乃川学園ともいろ」(以下、ともいろ)を開設します。現在は、来年の開設に向けて、新宿事業準備室の皆で準備を進めています。
事業所名の『ともいろ』には、どのような意味が込められているのでしょうか?
「『ともいろ』という事業所名は、利用者様と共に彩る施設でありたいという考えから、職員からの提案も参考に決めました。ここで働く職員の皆さんには、利用者様が自分のことを自分で決められる『意思決定支援』を大切にしてほしいと考えています。ここでは、そのための支援に関する学びを深められる環境を整えていきたいと考えています」(Y職員)
新宿事業準備室では、現在どのようなことに取り組んでいますか?
「今後、滝乃川学園が新宿での事業を進めていく中で、地域の皆様に『ともいろ』の取り組みに賛同して頂けるよう、つながりを築いていきたいと思っています。現在は、清掃活動などを通じて、新宿区の皆様と少しずつ交流を深めています」(S職員)
『ともいろ』が立ち上がることについて、近隣の方々からはどのような反応がありますか?
「『ともいろ』の事業内容について、近隣の方々からは前向きな意見をいただいています。今後も継続してご理解いただけるように、コミュニケーションをとっていきたいと思っています。事業がスタートしたら、利用者様と一緒に地域の銭湯やお店などにもどんどん出かけていって、地域のイベントや活動にも参加させていただくことで、『ともいろ』が地域に開かれたものになるよう努めていきます」(Y職員)
「ほかにも、今回の事業コンセプトに賛同してくださったことがご縁となった、角川クラフト様との地域交流事業の一環として、ギャラリーカフェを開設します。カフェを利用する地域の皆様にも、福祉のことや、滝乃川学園に関心を持っていただいて、障害のある方々のことを知っていただくきっかけになれば嬉しいです」(S職員)
『ともいろ』が立ち上がることで、楽しみにしていること、期待していることはありますか?
「地域との新しいつながりが生まれることが楽しみです。先ほどの『意思決定支援』にもつながりますが、何かを選択するためには、さまざまな選択肢が必要で、その選択肢は地域の中にも広がっています。地域とのつながりが深ければ深いほど、利用者様が自分で選択できることが増えると思っています」(Y職員)
「『ともいろ』は多くの方に注目いただいている新しい事業でもあるので、その期待に応えたいなと思っています。滝乃川学園の新しい歴史の1ページに関われることは嬉しいですし、楽しみですね。自分ができる限りのことをして、利用者さんにも、スタッフにも、地域の人にも、選ばれる『ともいろ』を作っていきたいなと思っています」(S職員)
滝乃川学園の新たな地域での挑戦は、どのように花開いていくのか。『滝乃川学園ともいろ』のこれからが楽しみです。
滝乃川学園への見学や、求人への応募は、お問い合わせフォームから!
