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知的障害のある人が地域で暮らせるように

知的障害のある人が地域で暮らせるように
  • K職員地域生活支援センターアシスタントサービス「色えんぴつ」
  • S職員地域生活支援センターアシスタントサービス「色えんぴつ」

地域生活支援センターアシスタントサービス「色えんぴつ」では、知的障害のある人が地域で暮らしていけるように、利用者さんの目的に合わせてヘルパーを派遣しています。

日常生活のことからお出かけまで、行うことは多種多様。ヘルパーさんたちの働き方も多様で、フルタイムの職員もいれば、登録制ヘルパーとしてできる時間・あいた時間でサポートに入る人もいます。

「利用者さんとマンツーマンで接することができるのが、この仕事の楽しいところだと思います」(K職員)

利用者さんの多くは、週一回から月一回程度「色えんぴつ」のヘルパーを利用しています。その機会に普段はできないお出かけをする方も多く、温泉に行く、映画を観るなど、「好きなこと」「やりたいこと」を楽しみます。

「その方の好きなこと・やりたいことに、隣で一緒に取り組んでいると、嬉しい・楽しい感情が直接伝わってくるんです。表情も活き活きとして、体全体で楽しさを表現してくれることもあります。マンツーマンだからこそ見せてくれる、新しい一面に触れることも多いです」(K職員)

ヘルパーのサポートを受けながら、利用者さんがこれまで「やりたかったこと」「やってみたかったこと」にチャレンジできる機会にもなっています。

「利用者さんの目的に合わせて、私たちはプランを考えます。映画を観たい方なら、映画館の場所だけでなく、自宅から駅までの安全な道や、電車の乗り換え、昼食をとる店などを事前にリサーチします。その際に、利用者さんがこれまでに通ったことのない道や、やったことがないことを少しだけ盛り込むようにしています。その時のチャレンジをきっかけに、好きなこと、できることが増えて、自信につながったり、行動範囲が広がることもあるんです」(S職員)

プランを考える際に、現地まで下見に行くこともあるそうです。車椅子を押して、あるいは並んで歩ける道幅があるか、歩道と車道の間にガードレールが設置されているか、多目的トイレがあるか、自動販売機やコンビニがあるか、日陰やベンチがあるか、など。

地域で多様な人が過ごすためには、さまざまなチェックポイントがあることがわかります。

「自分でできることが増えて、一人暮らしをはじめる方もいます。苦手な家事をヘルパーがサポートして、それ以外の家事を頑張ってもらうこともありますよ。自分のペースで暮らせることは、何よりも自信につながります」(K職員)

周りのあたたかいサポートを受けながら、地域で小さな一歩を積み重ね、やがて自立して生活していく。「知的障害のある人が地域で暮らす」には、そんな流れがあるのですね。

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