わかりやすいページ｜障がい者の為の福祉施設滝乃川学園

大人おとなが使つかえるサービス

おとな（18歳さい以上いじょうの人ひと）が使つかえるサービスを紹介しょうかいします。住すまうサービスと通かようサービスがあります。利用料りようりょうは、自分じぶんがどのくらいの給料きゅうりょうをもらっているかによって変かわります。

施設入所しせつにゅうしょについて

障害しょうがいのある大人おとな（18歳さい以上いじょうの人ひと）が暮くらす施設しせつです。
その施設しせつで暮くらしながら、
生活せいかつのために必要ひつようなことなどを練習れんしゅうします。
困こまったことや難むずしいことは、
支援者しえんしゃが手伝てつだってくれます。
施設しせつで暮くらせるのは、
障害支援区分しょうがいしゃしえんくぶんが 4・5・6の人ひとです。

滝乃川学園たきのがわがくえんには、80人にんくらいの
障害しょうがいのある人ひとが暮くらしています。
部屋へやは1人部屋ひとりべやです。
昼間ひるまは、自分じぶんで選えらんだ通所先つうしょさきに施設しせつから通かよいます。
園内えんないには生活介護せいかつかいごがあり、そこに通かようこともできます。夕方ゆうがた、施設しせつに帰かえってきたら、
夕食ゆうしょくを食たべたり、お風呂ふろに入はいったりします。

休やすみの日ひは、支援者しえんしゃと出でかけることもできます。
ただし、好すきな場所ばしょに出でかけることができるのは、
月つきに1回かいくらいです。
食事代しょくじだいや電気代でんきだい、水道代すいどうだいがかかります。
そのほか、必要ひつようなものや好すきなものを
買かうお金かねがかかります。
ぜんぶで 5万円まんえんくらい必要ひつようです。

生活介護せいかつかいごについて

利用料りようりょうがかかります。定員ていいんは 135人にんです。そのうち10人にんは重症心身障害者じゅうしょうしんしんしょうがいしゃです。
障害しょうがいのある大人おとな（18歳さい以上いじょうの人ひと）が
昼間ひるまに通かよう施設しせつです。

施設しせつでは、食事しょくじをしたり、トイレに行いったりするときに、職員しょくいんに手伝てつだってもらうことができます。
簡単かんたんな作業さぎょうもします。
1年ねんに1回かい、工賃こうちんがもらえます。
施設しせつに通かよえるのは、
障害支援区分しょうがいしゃしえんくぶんが3・4・5・6の人ひとです。
入所にゅうしょしている人ひとも通かよえます。
一人ひとりで通かよえない人ひとは、
送り迎えおくりむかえをしてもらうことができます。

お昼ひるご飯はんは持もってきてもいいですし、施設しせつで注文ちゅうもんしてもいいです。
施設しせつで注文ちゅうもんすると、1食しょくで 790円えんかかります。

グループホームについて

障害しょうがいのある大人おとな（18歳さい以上いじょうの人ひと）が1人で暮くらしたり、
数人すうにんで同おなじ家いえにみんなで暮くらしたりするところです。
ご飯はんづくりやお金かねの計算けいさんなどは
職員しょくいんが手伝てつだいます。

1人用ひとりようの部屋へやでは、アパートで 1人暮ひとりぐらしをする練習れんしゅうができます。
2人用ふたりようの部屋へやでは、
パートナーや気きの合あう人ひとと暮くらすことができます。

7人ななにんから8人はちにんで暮くらせる家いえでは、
ほかの仲間なかまといっしょに、職員しょくいんも泊とまります。
2人ふたり以上いじょうで暮くらすところにも、自分じぶんだけの部屋へやが1つひとつあります。

毎月まいつき、家賃やちんと食費しょくひ、電気代でんきだいや水道代すいどうだいがかかります。
そのほか、買かい物ものや遊あそびに使つかうお金かねや病院びょういんに行いったときのお金かねなど、生活せいかつするのに必要ひつようなお金かねがかかります。ぜんぶで10万円まんえんくらい必要ひつようです。
休やすみの日ひはヘルパーをつかって、
好すきなところにお出でかけすることもできます。

認知症にんちしょうの人ひとが暮くらすグループホーム「やがわ荘そう」

国立市民くにたちしみんで介護保険かいごほけんで認定にんていされた9人きゅうにんの人ひとが住すんでいます。
一人ひとりずつの部屋へやがあります。
ごはんを作つくったり、ぬいものをしたりするなどできることは職員しょくいんと一緒いっしょにやっています。
24時間じかんここで過すごしています。

れすぱいとセンターひこうき雲くもについて

泊とまりに来きた利用者様りようしゃさまが植うえた花はな

障害しょうがいのある大人おとな（18歳さい以上いじょうの人ひと）が
何日なんにちか泊とまる施設しせつです。
家族かぞくが用事ようじで家いえにいないときなどに、
泊とまりにくることができます。
長ながい間あいだ泊とまりつづけることはできません。

「ひこうき雲ぐも」には 12部屋へやあります。
部屋へやはぜんぶ1人部屋ひとりべやです。
昼間ひるまは、
いつも通かよっているところに行いくことができます。
ただし、職員しょくいんが送おくり迎むかえをすることはできません。
本ほんやDVDなどを持もってきて、部屋へやで過すごすこともできます。

ご飯はんは自分で持もってきてもいいですし、買かいに行いってもいいです。
一人ひとりで買かいに行いくのがむずかしい人ひとは、職員しょくいんがいっしょに行いきます。
電気でんきや水道すいどうを使つかうためのお金かねが1日いちにちに500円えんかかります。

子供こどもが使つかえるサービス

児童部じどうぶ（障害児施設しょうがいしゃしせつ）に
ついて

18歳さいまでの子こどもが暮くらす施設しせつです。
いろいろな理由りゆうで、
家族かぞくといっしょに暮くらせないときに利用りようします。利用料りようりょうがかかります。

滝乃川学園たきのがわがくえんには
常夏寮とこなつりょうと若葉寮わかばりょうという寮りょうがあります。
2つの寮りょうで、あわせて30人にんが泊とまれます。
一人ひとりひとりの部屋へやがあります。

昼間ひるまは、幼稚園ようちえんや学校がっこうに通かよっています。
休やすみの日ひは、動物園どうぶつえんやプールに行いったり、
公園こうえんで遊あそんだりすることができます。
夏休なつやすみには、海うみや山やま、遊園地ゆうえんちなどに遊あそびにいきます。

れすぱいとセンター紙かみひこうきについて

小学校しょうがっこう1年生ねんせいから 18歳さいまでの人ひとが
何日なんにちか泊とまる施設しせつです。
家族かぞくが用事ようじで家いえにいないときなどに、
泊とまりにくることができます。
長ながい間あいだ泊とまりつづけることはできません。

「紙かみひこうき」には 5部屋へやあります。
昼間ひるまは、いつも通かよっている学校がっこうに行いきます。
下したに書かいてある学校がっこうへは、
職員しょくいんが送おくり迎むかえをします。
武蔵台学園むさしだいがくえん、七生特別支援学校ななおとくべつしえんがっこう、けやきの森学園もりがくえん、調布特別支援学校ちょうふとくべつしえんがっこう

学校がっこうが遠とおくにあって、職員しょくいんが送おくり迎むかえできない人ひとは、施設しせつの中なかで過すごします。
施設しせつでご飯はんを食たべるときは、注文ちゅうもんをしてください。
朝あさご飯はんが490円えん、昼ひるご飯はんが680円えん、夕ゆうご飯はんが680円えんです。
ほかに、電気でんきや水道すいどうを使つかうためのお金かねが
1日にちに 500円えんかかります。

放課後ほうかご子こどもセンターさにーについて

学校がっこうに通かよっている人ひとが
授業じゅぎょうのあとに過すごすところです。
活動かつどうは、1人りでやるものと、
みんなでやるものがあります。
利用りようできるのは、1日にちに 15人にんまでです。
そのうちの5人にんは、重症心身障害じゅうしょうしんしんしょうがいのある子こどもです。
利用料りようりょうがかかります。

時間じかんは、学校がっこうの授業じゅぎょうのあとから夕方ゆうがたの5時じまでです。
家族かぞくの人ひとが夕方ゆうがたの5時じまでに家いえに帰かえれないとき
などは、夜よるの7時じまでいることもできます。
祝日しゅくじつや、夏休なつやすみ・冬休ふゆやすみ・春休はるやすみの
月曜日げつようびから金曜日きんようびは、朝あさの10時じから開あいています。

おやつが毎日まいにち出でます。おやつは 100円えんです。
朝あさから開あいている日ひは、昼ひるご飯はんを注文できます。
昼ひるご飯はんは 680円えんです。
工作こうさくをした日ひは、工作こうさくの材料ざいりょうなどの金かねが
かかります。

武蔵台学園むさしだいがくえんとけやきの森学園もりがくえんに通かよっている人ひとが「さにー」に来くるときは、
福祉ふくしタクシーが迎むかえにきます。
帰かえりは、夕方ゆうがたの5時じまでに帰かえる人ひとは、
職員しょくいんがおうちまで送おくります。
夕方ゆうがたの5時じ過すぎに帰かえる人ひとは、
家族かぞくの人ひとが迎むかえにきます。

大人おとなも子供こどもも使つかえるサービス

地域生活支援ちいきせいかつしえん色いろえんぴつについて

下したに書かいてあるようなことを、
ヘルパーに手伝てつだってもらえます。

出でかけること（自分じぶんの好すきなところに日帰ひがえりで行いきます。）
洗濯せんたくや掃除そうじをすること、ご飯はんをつくること
お風呂ふろに入はいることや着替きがえること、トイレに行いくこと、ご飯はんを食たべること

相談支援そうだんしえんセンターみなもについて

国立市くにたちに住すんでいる障害しょうがいのある人ひとのくらしについて、
困こまっていることをここで相談そうだんできます。
東京都とうきょうとに住すんでいる障害しょうがいのあるお子こさんの
子育こそだてについて相談そうだんできます。
受給者証じゅきゅうしゃしょうが国立市発行くにたちしはっこうの人ひとには、
サービス等とう利用計画りようけいかく（サービスを使つかうときに必要なひつよう書類しょるい）を作つくります。
相談そうだんを受うける職員しょくいんは、男性だんせいも女性じょせいもいます。

月曜日げつようびから金曜日きんようびまで開あいています。
時間じかんは、朝あさ9時じから夕方ゆうがた5時じまでです。
ただし、毎年まいとし12月がつ29日にちから 1月がつ3日にちまでの 6日間かかんはお休やすみです。

緊急事業きんきゅうじぎょうひこう船せんについて

ご家族かぞくの都合つごうなどで、急きゅうに自宅じたくで過すごせないことがあったときにお預あかりして過すごす場所ばしょです。国立市くにたちしの方かた・調布市ちょうふしのお子こさん専用せんようのスペースです。医療的いりょうてきなケアが必要ひつようのない重症心身障害じゅうしょうしんしんしょうがいの方かたにもご利用りよういただいています。

サービスを利用りようするための準備じゅんび

利用りようするためには、どうすればいいの？

滝乃川学園たきのがわがくえんに直接ちょくせつ申もうし込こむのではなく、
下したに書かいてあるような方法ほうほうで申もうし込こんでください。

まずは、市町村しちょうそんの役所やくしょに相談そうだんしてください。
役所やくしょの人ひとが話はなしを聞きいてくれます。
「＠＠＠を利用りようしたい」と伝つたえてください。
「セルフプラン」か
相談支援専門員そうだんしえんせんもんいんが作つくる「サービス等とう利用計画りようけいやく」という書類しょるいを出だします。
市町村しちょうそんが「＠＠＠を利用りようしてもよい」と認みとめたら、
利用りようをはじめることができます。
利用りようをはじめた後あと、
相談支援専門員そうだんしえんせんもんいんがときどき生活せいかつの様子ようすを
見みに来きてくれます。

社会福祉法人滝乃川学園しゃかいふくしほうじんたきのがわがくえんについて

滝乃川学園たきのがわがくえんとは

滝乃川学園たきのがわがくえんは、東京とうきょうの市国立くにたちしにある施設しせつです。
いまから 100年以上前ひゃくねんいじょうまえの 1891年ねんにできました。
施設しせつや地域社会ちいきしゃかいの中なかで、たくさんの障害しょうがいのある人ひとを支援しえんしています。
滝乃川学園たきのがわがくえんには、次つぎのような施設しせつや支援機関しえんきかんがあります。

障害児入所施設しょうがいじにゅうしょしせつ（障害しょうがいのある子こどもが暮くらす施設しせつ）
障害者支援施設しょうがいしえんしせつ（障害しょうがいのある大人おとなが暮くらしたり通かよったりする施設しせつ）
地域生活ちいきせいかつを支援しえんする機関きかん（さまざまな活動かつどうをしたり、困こまったことを相談そうだんできるところ）
認知症にんちしょうの人ひとも暮くらすグループホーム
障害しょうがいのある人ひとのグループホーム

滝乃川学園たきのがわがくえんの歴史れきし

滝乃川学園たきのがわがくえんをつくったのは、石井亮一いしいりょういちという人ひとです。
1891年ねんに愛知県あいちと岐阜県ぎふで大おおきな地震じしんが起おき、
たくさんの子こどもたちが親おやを亡なくしました。
学校がっこうの先生せんせいだった石井亮一いしいりょういちは、そうした子こどもたちを引ひき取とり、親おやを亡なくした子こどもたちのための学校がっこうをつくりました。

引ひき取とった子こどもたちの中なかに
知的障害ちてきしょうがいのある少女しょうじょがいました。
その少女しょうじょとの出会であいから、石井亮一いしいりょういちは
障害しょうがいのある人ひとたちのための教育きょういくや福祉ふくしが
大事だいじだと考かんがえて、日本にほんで初はじめて
障害しょうがいのある子こどものための学校がっこう・施設しせつを
つくりました。
それが滝乃川学園たきのがわがくえんです。

石井亮一いしいりょういちは、「助たすけてほしいと思おもっている人ひとを、私わたしたちは助たすけなければいけない」というキリスト教きょうの考かんがえ方かたを大切たいせつにしていました。
その考かんがえ方かたは、いまでも滝乃川学園たきのがわがくえんで
大切たいせつにされています。

滝乃川学園たきのがわがくえんは、日本にほんで最初さいしょにできた
障害しょうがいのある人ひとのための施設しせつとして、
「どうすれば、障害しょうがいのある人ひとたちが幸しあわせに暮くらしていけるか」
ということを考かんがえつづけています。

滝乃川学園たきのがわがくえんの場所ばしょ

【住所じゅうしょ】〒186-0015 東京都国立市矢川とうきょうとくにたちしやがわ3-16-1
【電話番号でんわばんごう】042-573-3950
【ファクス番号ばんごう】042-5770036

JR南武線じぇいあーるなんぶせん「矢川駅」やがわえきから歩あるいて10分じゅっぷんくらいです。